08-03;診察検査
眼底撮影
無散瞳眼底カメラ
- 暗順応を利用
- ポラロイド撮影に比べ1/4の光量に。さらに最近のカメラは1/4量に(一時CCDカメラの時はさらに少なかったが)
- 後極部のみの撮影になるが90%の病変は見つけることができる。
蛍光眼底撮影
- 漏出や閉塞がわかる
- 糖尿病で、無灌流域があれば前増殖網膜症、新生血管があったら増殖網膜症
眼底出血
- 破綻性より漏出性が多い。
- 網膜はリンパ管がなく、スィーパー細胞がなく、またグリアにとりこまれてもなかなか消えず長期間残る。さらに脂質やたんぱく質も沈着してします。
網膜前出血
- 後部硝子体膜下出血では二ボーを形成。(DMなど)
- 網膜静脈閉塞
網膜内出血
- 浅層出血でははけ状、火炎状
- 深層出血では斑状、点状
網膜下出血
- 神経網膜と網膜色素上皮の間に貯留。加齢黄斑変性など。眼底の血管の走行はそのまま見える。
白斑
軟性白斑 綿花様白斑
硬性白斑
- コレステロールを含むため黄色が強い。リング状や星芒状にでる。中央に毛細血管瘤がある。
- 出血後外網状層細胞間隙に沈着
ドルーゼン
- 網膜色素上皮下にヒアリン様物質が貯留。
- 硬性白斑と見分けにくい。多数あるとき加齢黄斑変性の前駆病変の可能性
滲出斑など
- ベーチェット病やサルコイドーシスなどぶどう膜炎と関連
- 白血病やリンパ腫、肺がんの浸潤であることも
- 無髄である神経が有髄で白い斑点になることも(三角形)